UVカットマスクの誕生エピソード ”東京オリンピック開会式を観て”

昨夜の東京オリンピックの開会式、おめでとうございます!

たくさんの国からの選手の入場行進200を超える国からの参加!とか圧倒されました。

そして、一番の驚きは、各国選手が皆マスクをつけての入場でした。

コロナ渦とはいえ真夏の日本の暑さの中で、マスク着用!たいへんだったと察します。

この入場行進を見ていて、ふっと10年ほど前の

「夏の暑いときにマスクをする人が いるわけないじゃないですか!」という言葉を思い出しました。

確か2009年の春頃だったと思います。マスクの実演販売をあるショップで行っていて、ご婦人が 「このマスクは、紫外線をどれくらい防ぐのですか?」と聞いてこられました。

私ははじめ何のことをいってられるのか、わかりませんでした。私がキョトンとしていると、抗ウイルスマスクのパッケージに、小さい字で書かれているUVカットの文字を指され、「このことです」と言われました。

抗ウイルスマスク

パッケージのUVカットの文字

当時マスクは花粉対策が主流で、その2年前に 新型インフルエンザが流行し、抗ウイルスのマスクも出始めていましたが、UVカットのマスクは市場にはありませんでした。

自分で作ったマスクですが、UVカットの表記はすっかり忘れていました。

何日かして、またある女性から同じ質問を受けました。

その後も同様のことが続きました。

私は、UVカットの機能の付いたマスクを、求められる方がおられるんだと気づきました。

UVカットマスク

初代UVカットマスク

それではと、UVカットを 全面に表示したUVカットマスクを作れば売れるのではと考え、早速作って小売店に持っていきました。

ところが、「要らない」の一言

百貨店のバイヤーさんからは、一言「夏の暑いときにマスクをする人がいるわけないじゃないですか!と一喝されてしまいました。

確かに当時、小売店の紫外線対策の売り場は、日傘、つばの大きい帽子、ショール、腕まである手袋、そんな物が並んでいました。

顔を覆う日よけは、ゴルフのキャデーさんがするような首から上をすっぽり覆う頭巾のようなもので、ホームセンターの農業関係のコーナーに見かけられるものでした。

ましてや、一般のマスクの売り場には、おしゃれな!UVカットマスクはありませんでした。

そんな時、東急ハンズのバイヤーさんが「面白いから置いてみましょう」言っていただき、販売を始めさせていただきました。

するとぽつぽつ売れるようになったわけです。2010年の5月でした。

UVカットマスク

ポケットをなくしたUVカットマスク

その後商品の改良を重ね、現在のUVカットマスクT-76が出来ました。2014年になっていました。

それにしても昨夜の各国の様々なカラフルなマスクは、まさにデザインマスクのオンパレードでした !!